五艘・夜の旅

2007年4月6日
帰省中にやった事 その4

高校時代のハンドボール仲間と会う。

帰省時期がバラバラで、帰ってこない奴もいたので、全員と一時に会うわけにはいかなかった。

最初に会ったのは、バドミントン部なのにハンドボール部の公式戦にほぼレギュラー出場し、文集の部紹介写真にも当時正ゴールキーパーの俺の代わりに(成績不振の為居残り勉強で撮影欠席)GKとして写っている「准部員」S田。
こいつは一人だけ帰省が早くて、サシで2回会ったのだが、
その間ほぼ昔話しかしなかった。
意図的なのか無意識なのか、これじゃいけないとお互いに言いはするけど、それでも止められない、アイツはどうだった・アイツはどうなった、その繰り返し。
大学に友達がいない俺とは違って、向こうではそれなりに仲間もいて、
中距離ながら高レベルの彼女もいて、日々を楽しめる環境にあるはずなのに、なぜ彼はこうもネガティブなのか。そう思うのは単に俺の無理解なのか、俺がその闇を引き出してしまっているのか、別れた後で色々考えて、朝まで眠れなかった。部屋が寒かったというのもあるが。

その次の週。
遅れて帰ってきたT田、キャプテンのU崎、もう一人のゴールキーパーだったS木と焼肉。
誰も車で来なかったので、酒は入れ放題。
でも、昔話が殆ど出なかったのはアルコールのせいではなかったと思う。
肉を程よく焦がしながらバカな話をする。
ウォッカを頼んで一口目で降参し、ジュースで割って突っ込まれる。
水道水をロックにし、八海山だと言い張ってみる。
こういう時、俺はなぜか声が上ずる。この癖は絶対に直すべきだと思う。

一浪一年で二年遅れの俺を除くと、高校の仲間は今年学部を卒業する。
進学するのもいるが、就職するのもいる。U崎は後者。
転勤族で、東京研修の後すぐ大阪へ行く事になるという。
こうやってまとまって集まれるのはもう暫くないな、という言葉に一瞬だけしんみり。
解散した後、自転車の後ろに乗せて駅までの道の途中、
「この道を通るのって人生最後かもなー」
の言葉にまた少しだけしんみり。

***

大学に友達がいないから、卒業旅行は一人旅かなー、と自嘲気味に言った後にS田が返した言葉。

「それならお前の卒業旅行の時は皆でどっか行こうぜ」
―って言ってもお前らは院とか仕事とかで忙しいだろ?
「いやー、でも声かければ来るんじゃね?」

そんなこと言ったらお前、期待しちゃうじゃねえかよ。本気にするぞ。

***

以上、mixiに書けない話。
ダラダラ書いたらえらい長文になったな・・・

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