帰省中にやった事 その6

1回目にS田と会った日の深夜のこと、
誰もいない茶の間でP3をしている所に酔った親父が帰ってきた。
帰ってきた直後は素面でもハイテンションなのだが、アルコールのせいか時間経過でもテンションが落ちず、いつしか語りモードへのスイッチが入り、それは実に二時間にも及んだ。
人間社会の能力のピラミッドがどうたら、とかそういう話から俺の話へトピックは変遷する中で飛び出た一言が
「俺はお前の将来に関しては全く心配していない」。
昔からお前は運が良かったから、だそうな。
確かに日常生活における運は割と悪い方で、ことにくじ運はかなり酷いが、
重大な出来事や決断には大抵成功しているような気もする。幸運な事に死ぬような目にも(遭っていなければおかしい様な行いにも関わらず)縁が無い。
ギリギリの所で幸運に支えられているのか、最後にデカいのが来るのか、どう捉えたものかはわからんが、運についてあれこれ考えるとドツボにはまるのでこれでやめる事にする。

***

ちなみに、運が良い理由は
「姉と弟と二人分の運も背負っているから」
なんだって。

二人とも幼くして世を去り、特に姉は名前も無いまま逝った。
そのせいなのか、ここ数年、自分の中に女がいるような気がしてならない。
名前を貰わなかった姉は死んだのではなく戻ったのだ。ってか。

貰うはずだった名前は「未来(みらい)」と言うらしい。

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